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労農党 (1929-1931) : ウィキペディア日本語版 | 労農党 (1929-1931)[ろうのうとう]
労農党(ろうのうとう)とは、1929年(昭和4年)11月に結成され1931年7月まで存続した日本の無産政党である。一般には1926年(大正15年)結党の旧労農党と区別して「新労農党(しんろうのうとう)」と称される。 ==概要== 無産政党としては最大の党勢を誇った旧労農党が三・一五事件のあおりで結社禁止となったのち、同党の再建をめざす大山郁夫ら旧幹部により結成された左派の無産政党である。しかし結党の過程で共産党(第二次共産党)との対立が生じ、また結党後も「解消運動」で動揺するなど、左派内部の内訌に苦しんだ。このため党は左右双方からの挟み撃ちを受けることになり、無産政党としては極めて弱い力しか持つことができなかった。この結果、党内では中間派無産政党との合同論が高まり、最終的には全国労農大衆党結成に合流するかたちで解党した。
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